2009年06月13日
遺言!ねこまたぎ探検隊
マタギは出口を探し、遺跡の中をさまよい歩いた。しかし、古代の遺跡は
そうやすやすと侵入者を逃してはくれない。
「くそ、ここも行き止まりか…!」
暗く、足元のおぼつかない迷宮は、マタギの体力を少しずつ奪っていく。
焦り、不安、精神的にも追い詰められ、ついにマタギは床に崩れ落ちる。
「俺もここまでか…短い人生だった」
思えば彼の人生は冒険と挑戦の連続だった。東西南北、謎の遺跡や
洞窟を渡り歩いて栄光を欲しいままにした彼も所詮は人の子。
いざ死の瞬間に瀕してみれば、思い出されるのは故郷のあの人…
「どうか…あの人に…これだけは」
残しておきたい。二度と会えないのであれば、せめて自分がここまて
たどり着いた事だけでも、伝えたい。
マタギは最後の力を振り絞り、壁に遺志を残す。意識が、薄れて…
「…ああ…なんか…微妙に違う…」
Posted by ねこまたぎ at 08:00│Comments(2)
│猫スペシリーズ
この記事へのコメント
笑
最高です!
最高です!
Posted by gakky at 2009年06月17日 11:46
gakky様
笑ってくれるのはあなただけです。
そんなあなたのために
マタギは冒険を続けていきます。
あなたの声援がマタギのスタミナです!
笑ってくれるのはあなただけです。
そんなあなたのために
マタギは冒険を続けていきます。
あなたの声援がマタギのスタミナです!
Posted by ねこまたぎ
at 2009年06月17日 13:11
