我に時間を・中編

ねこまたぎ

2009年07月17日 08:00



前回に引き続き児童ポルノ法改正に関する自論を述べて生きたいと思います。
賛成・反対・苦情・中傷歓迎いたします。

・単純所持規制案が有力であること
・実在する児童だけでなく2次創作物への規制案が出されていること
・上記2文も含めて、規制の基準があいまい、又は感情的であること


 前回は単純所持に関して話しましたが、次は2つ目、2次創作物に関して
です。主に2ちゃんねるなどで壮絶に議論されているのがここですが、
要はマンガ・アニメ・ゲームなどの非現実の創作物も取り締まろうという
案です。
 いうまでも無いですが、まずこれは児童ポルノ法の概念から外れます。
現実の被害者がいないのですから、少なくともこの法律に抵触する
内容ではないのです。規制賛成者はここを無視して、さらに
「2次を許せば現実にも手を出すことになりかねない」と主張するのが
今までの議論のなかでの常套ですね。
 ただ…アニメやゲームが氾濫したら性犯罪が増えるのかというと、実際
そんな事は無いようです。むしろ逆のようで、海外でもポルノ規制が
強化されてから性犯罪が増えたという結果が見られます。
無論賛成派は無視の方向で。
 ちなみに2次規制に関しては推進派は一部の人権団体関連のみのよう
で、日本ユニセフという組織が特に有名です。

例によってソース。犯罪統計
日本ユニセフについて

 まあ要は、こんな感じで目的のある集団が目的のために政府に働き
かけているのが実情のようで。そもそも改正の原因が日本のエロゲー
が海外で違法DLされて、アマゾンかどこかで全年齢で売りに出されたのを
海外の人権団体ににらまれた事のようです。
 現実の児童を守るための法律が2次元のエロを規制するのに使われ、
その勢いが非エロであるアニメやゲームを規制するのに使われる。

…すみません、もう少し続きます。


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